第1回宮村河川塾は、昭和62年4月に横浜で始まり、平成13年3月までの15年間、毎月第3木曜日に行われておりました。本来、川とは地質・歴史などの影響により各河川ごと性格があり、その性格により全く異なる文化が発生します。その部分をふまえ、日本全国にある一級河川の1つ1つの河川について区分けをし、その地質・歴史・文化・都市計画などについての講義が行われました。
続いて第2回目宮村河川塾では、地元の江東区をメインに平成15年5月から平成20年1月までの5年間、毎月第4金曜日に行われました。この回は47都道府県の各河川についての講義が行われました。
第2回目の宮村河川塾が終わったあと、塾が終わって残念・もっと話を聞く機会が欲しいなどの意見が多く寄せられ、今回の第3回宮村河川塾を開講することになりました。
近年特に、都市型水害が多数発生しており、世の中の懸念材料となっております。そこで、第3回宮村河川塾では「都市と川」とのつながりを再認識する意味で、47県庁所在地の各都市と川の成り立ちを学び、その上でここ数十年水害のない江東地区(墨田区・江東区・江戸川区など)の水防(防災)に役立てるように、また、様々な立場の方々が受講してもためになる、そんな塾にしていこうと考えております。
なお、今回の宮村河川塾は2部構成となっております。第1部では毎回ゲストをお呼びし、そのときの旬なお話をしていただこうと考えております。
皆様、奮ってご参加ください。